純正はハンドルポジションが遠い
もともとレブル250と言うものはハンドルが遠い。
うちの嫁氏は身長が156cmで、ハンドルに手を伸ばすと結構肘が伸びきってしまいます。
さらに、Uターンする時などのハンドルを切るシーンではどうしても腕が伸びきった上に、肩まで突き出さないといけないので、体制がきつくなってしまいがちでした。
ちなみに僕が乗っても、ちょっと遠いなあ。と思うくらい。
色々なレビューを見ていても「ハンドルポジションが遠い」という事がデメリットとして挙げられている事が多いのです。
そこで、今回はハンドル交換して、もっと嫁氏にバイクを楽しく安心して乗ってもらうことにしました。
キジマ(KIJIMA) ハンドルバー
上が純正ハンドル、
下が今回購入したハンドルです。毎度おなじみAmazonでご購入。
65mm バックポジションのため、女性や僕みたいな小柄な男性にぴったりとの事。
準備するもの
- プライヤ
- 六角レンチ 5mm
- 六角レンチ 6mm
- プラスドライバー
- スパナ (反対メガネレンチのもの)14mm
- 精密ドライバー
- ハサミ
- チェーンクリーナー
- エアコンプレッサー
ハンドルを外す
①メーターを外す
写真のボルトを六角5mmで外します。
ちなみにこのボルト、かなりキツく締まってありました。
ですので、写真の工具では歯が立たず。
こんな感じで六角レンチとメガネレンチを使ってテコの原理で緩めることに成功しました。長い六角レンチがある人はそれで十分だと思います。
間違ってもボルト穴をナメてしまわないように慎重に作業してください。
外れたら、裏側のコネクターを外します。
②ケーブルとハンドルを固定しているツメを外す
このプラスチックの部品をハンドルから外します。
ツメの部分を精密ドライバーなどの細いもので押さえてスライドさせればすぐ取れました。
③クラッチワイヤーを外す
まずクラッチワイヤーを外します。
おそらく素手では硬くて回らないので、部品が傷つかないようにタオルなどを当てがってからプライヤーで回せばすぐに緩みます。
写真のように溝を一直線にすればワイヤーを取り外す事ができます。
④クラッチレバーを外す
上下のボルトを六角5mmで緩めます。
この部分もかなり硬く締まっているので、ボルト穴をナメないように気をつけましょう。
⑤スイッチボックスを外す
次にスイッチボックスを外します。
写真のボルトをプラスドライバーを使用して外します。
⑥グリップを外す
ここが1番の難所でした。
ここで使用したのはエアコンプレッサーです。
今回はエアコンプレッサーだけではうまく外せなかった為、自宅にあったチェーンクリーナーも使用しました。
写真のように隙間からエアーとチェーンクリーナーを吹き込み、根気よく外します。
※チェーンクリーナーやパーツクリーナーを使用する場合は、速乾性の樹脂やゴムを劣化させないものを使用しましょう。でないとグリップが傷んでしまいます。
⑦右のサイドミラーを外す
苦戦する必要はありません。
14mmスパナでスッと外します。
⑧ブレーキフルードボックスを外す
またしてもこのボルトが現れます。焦る必要はありません。
落ち着いて六角5mmで外しましょう。(例のごとくかなり硬いので注意)
⑨右側のスイッチボックスのボルトを緩める(外さない)
プラスドライバーを使って緩めるだけです。勢い余って外さないでください。
⑩ハンドルを外す
いよいよハンドルを外す時がやってきました。
写真の4つのボルトを六角6mmを使って外します。
ラスボス級の硬さです。心して戦ってください。
ボルトが外せれば、ハンドルが外れます。
ハンドルバーをアクセル部分から引き抜いて完了です。
取り付け
①ハンドルをアクセルに差し込む
わかりにくいですが、上の写真のようにハンドルの穴部分に、スイッチボックスの凸が合うように固定します。
②ハンドルを固定
ハンドルを取り付けます。この時、ボルトは仮締め程度にします。
③オイルタンク取り付け
元のように取り付けます。ボルトは「上側→下側」の順に締めましょう。
④左のグリップ、スイッチボックス取り付け
右側と同じように、穴と凸を合わせて固定します。
⑤ポジション調整
ここまでくれば最終調整をします。
またがってみて、どの角度がかっこいいか、握りやすいか、半端ないか。
割合的には
見た目:乗りやすさ = 9:1
くらいがいいでしょう。(個人差がありますので注意してください)
⑥本締め、メーター取り付け
ハンドルクランプのボルトを本締めします。これも、上→下の順で締めましょう。
⑦完成の宴
喜びましょう。これを怠ると全てが台無しになります。
交換の結果
交換前
交換後
いかがでしょうか。
交換後のライディングポジションが見違えるほど楽そうになりました。
実際に僕が乗って見ても、かなり楽です。
Uターンめっちゃしやすい。
ハンドルの位置が少し変わるだけで、見違えるほどに運転のしやすさが変わります。
やはりバイクは乗り心地が一番ですよ!!
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